STORY
あらすじ
引っ越したばかりの部屋で眠れないユイは、毎晩午前四時になると向かいの窓に青い明かりが灯ることに気づく。カーテンの向こうに見えるのは、いつも同じ姿勢で座る人影。
管理人に尋ねても「空き部屋ですよ」と言われるばかり。ある雨の夜、ユイは窓辺にメモを貼る。翌朝、そこには返事が届いていた。
SCENE 2 / ユイの部屋・午前四時
ユイ「……今夜も、いる」
声(窓の向こうから)「今夜は、あなたが起きてる」
青い光が、一度だけ瞬く。作品メモ
大きな謎よりも、窓越しの距離感と静かな会話を味わう作品です。声の正体は、読む人の解釈にゆだねています。