STORY
あらすじ
月面にある、小さな郵便局。局員のルナの仕事は、宛先の見つからない手紙を「月あかり保管棚」に並べること。ある日届いたのは、差出人も宛先も書かれていない一通の手紙だった。
封を開けずに送り主を探すルナのもとへ、地球からひとりの旅人がやってくる。旅人は、手紙に書かれた筆跡を見て、ふと懐かしい名前を口にした。
SCENE 1 / 月面郵便局
ルナ「この手紙、どこにも行き先がないの」
旅人「それなら、ここに届くのを待っていたのかも」
窓の外、青い地球が静かに回っている。作品メモ
ひとり語りにも、二人の朗読にもできる短い物語です。手紙の中身や旅人の背景を膨らませて、自分だけの結末をつくってみてください。